2019/01/25
顎関節症の真実を教えてもらいました
先日、顎関節症でとうとう口が開かなくなるという症状に襲われました。
開けようと思えば開くのですが、顎関節の「ガキっ」という異音と痛みがひどく、
歯を磨くことすらままなりません。
それで、口腔外科を訪ねたところ、長期間悩んできた顎関節症について、自分があまりにも知らないことが多いことに気が付きました。
そこで、口腔外科のお医者さんにお聞きした顎関節症に関して知っておいた方が良い知識をまとめましたので、お読みいただけたらと思います。
あくまで、素人が聞いてきたものを素人なりにまとめたものなので、かなり不正確な情報です。
使用している用語もかなり怪しいです。
大変申し訳ないのですが、それでもあえて、少しでもお役に立つことがあればと考え載せています。
正確な情報を知りたい方は、病院を訪ねて頂けたらと思います。
1 顎関節症は、心配しなくて良い?
顎関節症になると、大きく口を開けたときに、「ガキっ」という異音とともに顎関節が外れたような感じになります。
いかにも異状が発生し、問題があるように感じますが、基本的に口が開いている以上問題ないそうです。
顎関節症は、日本人の4人に1人程度が10代で発症し、顎関節の骨を覆う軟骨のような部分にズレが生じ、それによってできた軟骨の山のようなものを顎の骨が乗り越えないと大きく口が開かないようになる現象です。
山を乗り越えるときに、異音がし、山を乗り越え骨が前方にズレるので顎が外れるような感覚があるそうです。
しかし、それ自体、特に健康上の問題が生じないということなので、特に治療する必要もないとのことでした。
つまり、顎関節症になったからといって、重症化しない限り、心配はいらないということです。
ただ、骨に異状があるような場合もあるので、素人判断は禁物です。
一度は、口腔外科を訪ねられることをお勧めします。
2 なぜ口が開かなくなるの?
顎関節症が問題ないのであれば、なぜ、口が開かなくなるのでしょうか?
それは、骨まわりの筋肉(?)の炎症によるものです。
本来、顎関節の骨を覆っていた軟骨がズレたことにより、骨と筋肉が直接接触している部分が生まれます。
直接接触すると、筋肉が傷つくので、軟骨がそれを守っているわけですが、それがなくなり、いわばノーガード状態になっているわけです。
しかし、普通に生活している分には、問題になるほど傷つきません。
ですが、過度の食いしばり等で顎を酷使しすぎると、深い傷がつき、筋肉が炎症を起こしてしまい、それで口が開かなくなってしまいます。
3 口が開かなくなったら、どうすれば良い?
口が開かなくなった場合は、炎症が静まるのを待てばよいと言うことになります。
有難いことに、人間には自然治癒力がありますので、安静にしていると炎症はおさまっていきます。
安静にするとは、「無理に大きく口を開けないこと」「硬いものを食べないこと」「食いしばりやをやめること」です。
実際、私も安静にしていたら、数日で随分口が開くようになりました。
4 歯ぎしり、食いしばりを止めたい
食いしばりは、意識して、止めていくしかないようです。
起きている間の話なので、気づいたら止めるを繰り返せば、少なくしていけるのではないでしょうか。
問題は、寝ている間です。
病院でマウスピースを作り、それをはめるというのが一番の解決法のようです。
しかし、私は、マウスピースを何度もチャレンジし、挫折しているんですよね。
マウスピースをしていると、眠れないのです。
5 顎関節症で病院に行くなら、何科?
口腔外科で良いようです。
私は、インターネットで顎関節症の専門医がおられるという口腔外科を探して行きました。
6 顎関節症で口腔外科に行ったら、どんな治療が受けられるの?
基本的には、痛み止めの薬や筋肉の緊張を緩める薬を処方してもらえます。
その薬を飲み、後は、安静にしておくということになります。
薬を飲んだ方が、治りは早いそうです。
重症化すると、全く口が開かないというようなことも起こるそうですが、その場合は、
別の治療法があるそうなので、口腔外科を訪ねてください。
今回、私は、安静にしているだけで治りました。
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