桜丘総合事務所(弁護士・司法書士)

ご予約・お問い合わせ

092-937-3797

メニュー
  • メニュー
  • TOP
  • はじめての方へ
  • 業務案内
  • 費用・報酬
  • 事務所案内
  • ご予約・お問い合わせ
  • おしらせ
  • ブログ

ブログ

紛争の解決は結末から考える

あなたが紛争を解決したいなら。

金を払ってもらいたい、離婚を認めてもらいたい、遺産をこういう風に分けたい。
いろいろなことで、他人との紛争を生みます。
解決のためには、どのように話をすすめていくかが大切ですが、その指針を決めるのは、「結果的にどうなるか」考えることです。

してしまいがちな失敗

してしまいがちな失敗としては、とりあえず、自分の希望や主張をぶつけてしまうことです。
それをすると、相手方に「この人は、自分のことしか考えていない」「話をしても聞いてくれないから、話しても無駄だ」等の偏見を持たれ、話し合いが難しくなります。
まずは、相手方の希望を聞こうというぐらいの余裕を持つことが大切です。
お互いの希望や立場を考えなければ、紛争の解決の道筋は見えてきません。

考えるべきは、結果

この紛争が泥沼になると、どうなるかを考えます。
「最終的に裁判に持ち込むことになる。」
「裁判になると自分では難しいから弁護士費用がかかる」
となると、弁護士費用が30万円かかるなら、相手方に100万円請求しているけど、70万円にまけてあげても損にはならない。
裁判になると、時間がかかることを考えれば、今、30万円まけてあげて、早く払ってもらった方が得だなと結論が導けるわけです。
「他にも裁判になったら、証拠が少なく、勝てるか微妙だから、ここでこちらが、折れて、いくらかでも貰っておいた方がいい」
「この人は、自宅が持ち家だから、支払ってくれなければ、差し押さえができるな」などなど、結論から解決の道筋が見つかることが多いのです。

裁判が、あなたを救ってくれるかを考えよう

人と紛争になった場合、紛争解決手段というのは、実に限られたものです。
いくら、こちらが正しく、こうあるべきだとの結論があるとしても、こちらの正しさが認められ、あるべき結論に持っていく手段があり、それが裁判だと考えておられるとしたら、答えは、NOです。
裁判は、最後の紛争の解決手段ですが、真実や正しさを追求していくものではありません。
時には、嘘の事実が認められ、本来あるべき結論の全く逆の結論がでることもあります。
また、判決に従わない者も多くおり、それに対抗する手段も限られているのが現実です。
「正しいから」といって、こちらの主張ばかりをぶつけ、相手方のことを考えなければ、最悪の結論もあり得ます。
紛争の解決は、結末がどうなるのかをしっかり知って、それを考慮し、解決の道筋を見つけていく必要があるのです。

関連業務のご案内

  • 契約書
  • 内容証明
  • 公正証書
  • 離婚
  • 債権回収

ブログカテゴリー

  • 債務整理
  • 後見人
  • 書面作成
  • 登記
  • 相続関連
  • 紛争解決

最近の記事

離婚

2019年01月26日

離婚して欲しいと言われたら

顎が痛い人

2019年01月25日

顎関節症の真実を教えてもらいました

詐欺

2018年10月18日

詐欺と返ってこない借金には、パターンがある

兄弟姉妹

2018年09月27日

相続した不動産は、共有にしてはならない

登記

2018年09月26日

5分でわかる法律(5)「登記とは何か」

賃貸

2018年09月25日

「相続した家を賃貸にする」その前に読んでもらいたい話

お笑い

2018年09月24日

母心がもったいない

バンド

ペトロールズ問題2018

  • 個人情報保護方針
  • サイトポリシー
  • ご予約・お問い合わせ
©桜丘総合事務所