2018/09/17
5分でわかる法律(3)「相続対策」
1 相続対策とは
相続対策と言われるのは、
①相続税の対策 ・・・相続税を支払えるようにする対策、相続税の節税対策
②誰が遺産を承継するか決定するための対策
の2つです。
2 相続税の対策
相続税は、現金での支払いとなりますので、不動産が主な遺産という場合は、相続税の支払いが難しいことがあります。
そこで、支払えるよう、保険への加入等により現金を遺す対策をします。
また、資産内容の見直しや生前贈与等で相続税の節税を図ります。
3 誰が遺産を承継するかを決定するための対策
何ら対策をとらず相続が開始した場合、相続人全員で話し合い、誰が何を相続するか決定する必要があります。
話し合いがうまくいかず、財産が塩漬けになったり、しかるべき方が方が財産を承継できず、問題が生じることがあります。
遺言書を作成すると、誰が何を相続するか決めておくことが可能です。
また、生前に贈与することにより、その財産を遺産分割の対象から外すことができます。
信託によると、まずはAさんが相続し、次にBさんが財産を事実上取得する等を決定することが可能になります。
相続対策は、相続関連の法律や税金への深い知識が必要です。
当事務所は、相続対策の全てを取り扱っています。
是非、ご相談ください。
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